プロフィール | |
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専門分野 | 国際法 |
学位 | 法学修士(中央大学)、LL.M/N.Y.U. |
最終学歴 | 中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学 |
着任年月日 | 1993-04-01 |
研究概要 | ○2019年度の研究活動概略
法主体の範囲が制限されている現代国際法は、地球的諸問題に対処することができないばかりか、現行の国際法秩序の修正でさえ容易ではない。主体の範囲を拡張できる新たな法体系の模索が必要とされている。そこで、世界的規模で妥当性を有する法体系構築を可能とする法思考様式を創造しなければならない。2019年度においては、地球的規模で共有されている価値と科学的知見により必要であることが示されている対応との連携による規範創造の可能性を考察し、検討した。残念ながら、現在の世界では十分に共有されている価値が乏しく、発展可能性が低いことが判明した。 |
教育概要 | (2)法学教育におけるアクティブラーニング導入の試み
2012年4月~ "・法学部の導入教育におけるアクティブラーニングの導入を模索している。 ・具体的には、リーガルシミュレーションゲームと称して、現実に生起しうる仮定の事件を設定し、学生にその事件の当事者となってもらい、当事者であればするであろう主張を展開し、相手方との交渉を行い、最終的には両当事者の妥協点を見つけ出していく。模擬裁判とは異なり、生の形のトラブルからスタートするため法的に再構成されていない紛争の中で話し合いによる解決を模索するところに特色がある。よって、法的知識は必要でなく、相手方の利益を踏まえたうえで両当事者の双方にとって利益をもたらすような解決策を探すために、相互理解を深めていくことが肝要となる。すなわち、対話能力が培われ、自身の主観的な観点から離れ、間主観的な視点からトラブルを考えていく俯瞰的理解力の強化につながっていくことが期待できる。" |
研究活動 | |
所属学会 |
国際法学会、世界法学会、国際法理論史研究会、国際法立法研究会
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学会等および社会における主な活動 | |
芸術、体育実技、課外活動における業績 |