プロフィール | |
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専門分野 | 欧州政治思想史 |
学位 | 法学博士 |
最終学歴 | 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程 |
着任年月日 | 1997-04-01 |
研究概要 | 19世紀イギリスでのAgnosticismを軸に、科学と宗教との関係性について検討し、近代の自由主義思想が、根底的にはAgnosticismに支えられてきたことを明らかにする。現在、科学と宗教は対極にあるものと考えられがちだが、科学革命の時代に両者は密接な関係を有し、その関係は19世紀終わりまで続いていた。このことを19世紀イギリスの思想家であるハクスレー、スペンサーなどの議論を通じて検討する。そしてこのことは、福沢諭吉など、同時期の明治日本での宗教と科学との関係にも直接に影響を及ぼしていることを解明する。 |
教育概要 | 政治思想史、政治学Ⅰ、公共政策演習ⅠⅡ、現代社会への視座ⅠⅡを担当。政治思想史では、ソクラテスなどの古代思想からロック、ヒューム、ミルなど、近代までの政治思想の歴史を概観する。政治学Ⅰでは、政治制度論を軸に政治諸制度を概観する。公共政策演習ⅠⅡでは、公民連携(PPP,PFI)などに焦点をあて、市場社会と公共領域の関係性について、具体的事例を通しながら検討する。授業ではアクティブラーニングの手法を取り入れる。現代社会の視座ⅠⅡでは、脱炭素、温暖化、少子化、自動車産業の未来(case革命)、スポーツビジネス、AR/VR、Eコマース、アパレルの現在、MaaSなど、現代社会の様々な状況をとりあげ、自分たちに係わる事柄として理解してもらう。授業では、オンデマンド教材を積極的に活用し、各自が自分のペースで学べるように工夫する。 |
研究活動 | |
著書・論文 |
沖縄、複相性、グローバル化. 桐蔭法学26(1). 2019, 135-161頁.
空無限への眼差し : 福沢諭吉と清沢満之. 桐蔭法学25(2). 2019, 127-162頁.
空無限への眼差し : 福沢諭吉と清沢満之. 桐蔭法学 25(2). 2019, 127-162頁.
桐蔭法学研究会. 『法の基層と展開 法学部教育の可能性』. 信山社 , 2014, 261-281頁.
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所属学会 |
日本政治学会
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学会等および社会における主な活動 | |
芸術、体育実技、課外活動における業績 |